坐骨神経痛

2020.09.17

坐骨神経痛とは

坐骨神経は人体のなかでもっとも太く、長い末梢神経で、腰のあたりから爪先まで伸びています。この坐骨神経が圧迫されるなどの刺激を受けると、腰や尻、 太もも、ふくらはぎや足の先などに、鋭く、電気が走ったような痛みや、 ピリビリとしたしびれ、強く張っている感じ、などの症状が生じます。これが坐骨神経痛です。  

 坐骨神経痛は原因がはっきりと特定できる場合、症状のひとつとして扱われます。例えば、「腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」などの疾患が原因のときは、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が病名、坐骨神経痛が症状、ということになります。  

 実際、坐骨神経痛は原因の疾患が比較的見つかりやすいので、病名ではなく症状として扱われることが多いようです。ただ、検査をしても原因が見当たらない場合は、坐骨神経痛が病名となります。

坐骨神経痛を改善する方法としては、「なるべく重いものをもたない」、「長時間同じ姿勢をとらない」、「激しい運動はさける」、「肥満しているようであれば減量する」、「安静にしている」、「腰周辺の筋力をつける」といったことがあげられます。また、ホットパックを利用したり、温浴するなど、患部を温めると痛みが和らぐこともあります。  

 ただし、原因になっている疾患によって改善法は違いますし、改善法を行なったがために悪化してしまう、といった危険性もあります。  

自分ち合った方法でやりましょう。

 また、坐骨神経痛を起こす疾患には、悪化すると歩行が困難になる、座っていられなくなる、排泄をうま くできなくる、といった重篤な症状を引き起こすものもあります。  

 ですから、原因となっている疾患を早期に発見、治療することが、とても大切です。

ぐーっと整骨院大名

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